恋する段差ダンサー

ハイクの投稿をまとめて記事にしていました。

ネット無礼講オトナの誕生。

ちょうどさっきツイッターで見たのだが、男女混合で何かの議論の最中、熟年論客などが全く脈略なく、相手女性に対して「アナタの声がいい」などと言う「作戦」は、実は「80年代くらいによくあった手法」なのだ*1。ファッションもそうだけど「自分が若いころ…

小さな喜怒哀楽だいじ。

都会経験者は、例えば肥満していく人が、だんだん胃袋が大きくなっていくように、目、耳、感覚というものが「都会のキャパに合わせてどんどん大きく敏感になる」のだろうな。そうしてそれは Uターンで田舎に戻っても縮むことはない。その「都会に合わせて無…

性を扱いきれない人々

t.co 痴漢やセクハラがあった場合に、それについて発言なさった女子に対して「オマエなんかその対象じゃねえよ」と悪態をつく男子の方が多い事案について、長年ずっと考えていた(本当)。子供から思春期への成長の過程で、ある年齢を境に「異性が急に気にな…

女子力高い系男子 〜 完成への長い道。

ブラック吹奏楽の話はその後も尽きることなく。よほどのトラウマと恨みが自分の中にあると思われw そんなわけで。高校時代の回想含めて、自分がどのように女子力高い系男子になっていったのか、だらだらと長文で考察していくエピローグ。 今の僕が「女子と親…

「パクリ天国ジパング」浄化作戦

前にも書いたけど、中国人の爆買やマナーの悪さが話題になるが、若い人には見苦しく映るかもししれないが、以前は、日本人も農協の外国観光ツアーとか、企業の買春社員旅行とかひどいこといろいろあってな…。国民性が違うから、トラブルの内容が同じではない…

バブル & スピリチュアル

ちょっとニクソン大統領(とジョンレノンの戦い)のことを調べてて思い出したことがあるのです。私「バブル時だってどうだった?」とよく聴かれることがあるのですが、「まったく不安を感じなかったこと」と答えるのですが、その理由を「経済的に豊かだった…

判ってほしかったら相手の言語で話す。

私が敬愛する「天使」のようなアーティストさんの20周年ライブを見ましたの。ライブを見た感想については、同じ方のライブを6月に札幌で観たあと「このことについては決してヒトに話さない」と決めたので今回も言及しませんが、素晴らしかったのはもちろんで…

本当の「正しいピッチ教」とは。

ノラ。 これすごくわかりやすいのだけど「適当に歌ってるようで、ちゃんとピッチが合っている」というのは、その 滞在時間の問題 なのよ。正しい音程に「滞在する秒数」のセンス。これよりちょっと長くてもダサくなるし、ちょっと短いと、ただの音痴に聴こえ…

男根至上主義への嫌悪

c71.hatenablog.comコチラを拝読したり、他のいろんな男根至上主義についての発言を読むうち、ふと思い出したことがある。わたし以前ココで「昭和時代の日本映画は下品で汚いので絶対見ない」と書いてたと思うんですが、その下品さや汚さの描写って、男性中…

マトモなオトナが存在しなかった話。

僕が「同世代以上の人」をまったく信用できず、いつも攻撃的なのは、今までの人生で「尊敬できるオトナに出会わなかった」という理由だろうな、と人生振り返って考えてた。学校の先生や駄菓子屋のおばちゃん、街のレコード店の人から、部活の先輩まで、いい…

『小劇場のボクサーたち』脚本:岩崎夏海

ハックル先生(id:aureliano 岩崎夏海さん)の映画。おもしろかった。大阪時代、こういうのの制作に携わってたので懐かしいのと、こういう「不具合ありなインディー映画」は、逆にいろんな発想が湧いて「見ること自体が刺激になり」好きです。そして、同じこ…

「5キロ先の崖」扱いされた私たち

暑い夏です。 さて最近、北村紗衣さんという方が以下のような記事をアップしたところ、ネット上の識者の皆様から袋叩きに遭う、という事件がありました。 <a href="http://d.hatena.ne.jp/saebou/20150725/p1" data-mce-href="http:/…

歌詞を聴かないが歌詞にこだわる人。

先日、興味深い発言を見たのです。 最近改めて思うんだけど、歌詞とか映画の台詞とかを「何でも言葉のままストレートに」受け止めてしまっている人の多さに驚く。文脈やその台詞を言っている人の行動と照らし合わせれば「ああ皮肉か」とか「心の中は逆ね」と…

P.S. ダイヤランドにて。

7年間住んでいた長崎。最初の1年だけ、事情があって、市内ではなく三和という山奥に住んでいた。交通手段はバスしかない。だらだら40分〜50分ほど乗る。お陰で iPod大活躍であった。市内から三和方面に行くバスは、いくつか種類があったが、その内のひとつに…

2度めの 6月。

まあそんなわけでプチ帰省してきた。今回の目的は、僕にとっての天使「憧れのアーティスト」さんの札幌ライブだけだったので、それ以外のことはほぼどうでもよかった。だから予定もラジオ出演以外全く入れなかった。ほかはその時の気分で人に会ったり場所に…

「日本一運行時間の長~~い定期普通列車」に乗る

札幌に「とある女性アーティスト」のライブを見に行き翌日そのまま帰省。札幌経由で帰郷するなど、めったにない機会ですので、普段できないことをやろう!ということで「日本一運行時間の長~~い定期普通列車」に乗ることに!なおこれ初めて「ではありませ…

35年ぶりの再会。

小学校同期女子とご面会。再来週「在京メンバーによる同窓会」があるのだが、それに出られないので私だけ先に。お店も高校同期男子がやってるところでして、それでなんと「空手女子の話」になりましたw詳しくは書きませんけど「世間は正しく評価する」という…

ジミー・ペイジに抱かれたい

Led Zeppelin / Burn That Candle - 1975 *1アールズコート凱旋公演。祝 40周年!いよいよ最終日。これで終わりかー。。 僕のサイト激推し音源がなんと!公式リリース*2になったということで、2003年当時、内外とも一気に盛り上がったわけだけど、僕の身に起…

ブラック吹奏楽 〜 人の心を動かすものとは。

響けユーフォニアムというアニメが放映され、世の吹奏楽な人々が盛り上がっていた2015年。私もそれに感化され、自分の高校時代の吹部活動を振り返ることになりました。だがしかし、それは辛く暗い黒歴史でもあったと。そんな思いを4ヶ月間に渡って書き続けた…

「ギャラ払わない人」問題と自己責任トラウマ

岡田育氏のギャラ払わないヒト問題。 apartment-home.net これ実に深い問題でね。自分はこれで地方都市でさんざん苦労し、結局挫折してしまったので、こうやって戦い続ける執念を持ち続けるのはスゴイなと思う。私の身に起こった出来事は散々ブログでも書い…

吹奏楽アンドロイドと「正しいピッチ」教

響けユーフォニアムから、自分の吹奏楽時代のことをいろいろ掘って考えてくうち「戦慄のトラウマ」を思い出してしまい、ひとりで「ああああ」となっている心理状態で書き連ねた雑感。*1というわけで「空手女子アンドロイドと正しいピッチ*2教」の話です。 な…

正しい音楽 vs 安心感のある歌とは。

友人の大御所氏*1とスタジオ作業のち再び語りつくし。楽器のプレイも歌も楽曲も「顕れるのは人間性かな」と言っていたのが印象強かった。アレンジャーとして、一時期JPOP界一稼いでた彼も「やはり結論はそうなる」と言っていた。というか「そこに戻るのだ」…

Become Naked...

「自己プロデュース」に長けてるヒトは 裸になるのも得意 なのではないだろうか。ameblo.jp 「自己プロデュース」というと、ガッツリ着飾ったり自分を作り上げたりするような印象もあるけど、僕が出会ったそういう人たちは「みんな裸になるのも上手かった」…

民主的吹奏楽とアンドロイド。そして希望。

★「空手女子との確執 そして 独裁指導者と部員兵隊とは」高校の部活時代に同期だった女子が、最近になって妙な音楽活動を開始、あちこちに顔を出すようになり、それが非常に目障りで、そこから、彼女と関わった高校時代の部活(吹奏楽部)当時のことを考察し…

説教ロックとビートルズ・ハラスメント

音楽業界に根強くある「ビートルズ至上主義(ビートルズハラスメント)」みたいな考えについて雑感。なんかTLでジョン・レノン話題が賑やかなのでなにかと思ったら、命日ってことなんですな。ツイッターでのレノン話に関しては、一昨年の嫌な出来事を思い出…

肝心な時に居なかった私。

こないだ打ち合わせで飲んだ時、震災の話になり「あれですべてが変わったね…」としみじみ話した。その前も、友人と話してた時に、業界の変化の話から震災の話になり、「アレで全てが変わったね…」となった。なぜそういう話になったかというと、その震災の時…

芸事とは裸になること

こないだ見た音大のミュージカルが「芸事に関する内容」だったので色々考えてる。その道のプロとして スペックが高い というのは当然魅力の一つだし、そういうヒトを僕も尊敬はするけども、「プロの芸事」と括ると「やっぱり総合力」でしょうと思った。僕は…

Back to TOKYO

首都圏リターンして1年。満を持して、というか、やっと時間が出来たので、あちこちライブやらなにやら行っています。ただ無造作に行ってるわけじゃなく、とりあえず過去に縁があった人たちとの再会から始めている。で、たまたま、ほぼ女子なんだけどもw ま…

ありきたりな女・ありきたりな男

椎名林檎 - 『ありきたりな女』コメンタリー映像 - YouTube そういうことだよね。自分はこれが出来なかったから憧れがあるんだろう*1。この動画を紹介してくれたのは鯨女子なんだけど、そういえば彼女は社長令嬢に生まれて、男社会である社内の軋轢に揉まれ…

圧迫から逃れるための表現活動は「肉体的反射」でなければならない。という話

今の僕の信条として「肉体的反射を最優先する」というのがあります。以前も長々と書いた覚えがありますが、もう一度、そこの考えに至った経緯を、ろくでなし子さんの事件と合わせながら振り返ってみたいと思います。常々、90年代が僕にとっての青春だった、…