恋する段差ダンサー

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SSW女子のライブに大量のおっさんしか来ない問題 2

この1年。「SSW女子のライブに大量のおっさんしか来ない問題」を考えてきましたが、一つの答えというか、そこから避難して自分の道を歩き出したヒトがいましたので書いておきます*1

ひとりは、以前私が塩対応された「日向文さん」という人です。自分もかつて、お客さんに似た対応をしてたので、そんな彼女にシンパシーを抱いたわけなんですが、そんな日向さん、「ソロ活動でしたいことはやり終わった」と言って「男子とユニットを組んで活動*2」するようになりました。

それからもうひとり、僕が好きだった「ピアノ女子」で、何故か急に活動をやめてしまった「ゆり花さん」というヒトがいまして、すごくいい曲書くし、アイドルに提供*3までしたのに「なんで辞めるかな」と思ったんだけど、その後 2年経って、名前を変え「ユニットという体裁で」ダンス系の音楽で11月に再スタートしたことを、さっき知りました。
同時に公開された彼女のインタビューというのがあったんやけど、そこにいろんなヒントが隠されてて、僕は読みながら「なるほど!なるほど!」と納得し続けてた。すんごい腑に落ちた*4

彼女は福岡出身なんだけど、そういえば椎名林檎も「東京事変になって」一旦禊を経てからの「今がある」という形なので、ああそういうことね、ということです。

僕は「ゆり花さん」がピアノ女子バージョンだったときの晩年ライブを、代々木公演の屋外ステージで見てます(2度め)。もうその頃はピアノだけでなく、ピコピコオケをバックにダンス系なものを、居づらそうな様子で歌っていました。普通にピアノで歌ってればいいものを「どうしたの??」みたいに思ったんだけど、今思うとホントに「なるほど!そういうことか!」とものすごく納得できます。

広い広い代々木公園の片隅。ステージ下にテーブルを置き物販。インディーズ音楽家のよくある風景です。行列もできてたし、ニコヤカに応対もしてたけど、それを遠目で見ながら、なんとなくコレって場末感があるなあ…と思ったのも正直な気持ちだったのよね。

僕が今年見に行った女子アーさん、やっぱりだいたいが20代の前半の前半みたいな。25歳まで行くと「もう古参みたい」になるやろし、前も書いたように「アラサーでやってる子は」ほぼそういう場所にはいない。

僕が他に見た人の中では、バイオリン女子「向江陽子さん*5」とかが卓越してたけど、やっぱり歌だけじゃなく「バイオリンとか楽器の仕事がある上での」そういう活動よね。
そういういわゆる「つぶしがきく」状態でないと長く続けるのは難しく、でなければ、ずっと「大量のおっさんに依存して生きてしまう」ことになる。そういうのは、根っから好きな人でなければ持続できないし耐えられない。
ライブ活動を続ける限り、自分が望んだ客「だけ」が来る なんていうおめでたいことは絶対にないので、そこが神経質だと、「キモい客ばかり来るのが嫌だ」とか、「あの人はなんであんなことを言うんだ?納得いかない!」とか常にイライラすることになる。

こないだ書いたけど、僕ですら「超ウザイおっさんが説教しに来る」んですからね、女子ソロの客なんか推して知るべしやなと思う。

個人的な好みで言えば今だって、日向さん*6にも「ゆり花」さんにも、従来のようなソロでやってほしいと思ってるところもあるけど、それはそれとして、彼女らの「賢い選択」は、僕自身の今後にも何かのヒントになった気はした。

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*1:関連エントリ→karamandarine.hatenadiary.jp

*2:macico

*3:寺嶋由芙「80デニールの恋」

*4:→ kiki vivi lily

*5:

karamandarine.hatenadiary.jp

*6:2017年の近況としては再びソロに戻ったそうです