恋する段差ダンサー

ハイクの投稿をまとめて記事にしていました。

多動性アイドル

小6最後のお別れ会で「自分提案のコント」をやって大受けしたのを思い出した。4人でやったな。

子供の頃から落ち着きがなく、教卓の横に席を置かれたり、隣に誰も置かず自分だけ1列配置にされたり、何人もの先生に職員室に呼び出されて「学校やめろ」と言われたりしたけど、その分なにか目立つことや芸事が好きで人気者でもあったのよね。

うちの小学校は国立で越境通学を認めてたし、優秀な生徒であればどんどん転入させてもいたのよ。そうすっと何が起こるかというと、自分の人気が「その新人に奪われたり」していくの。
それからクラス内政治でも「派閥とかが塗り替えられたり」して、そういう意味では気が抜けない6年間だった。当時を思い返すと、やっぱり自分は「トップが好き」だし「人気者でなければならない」とずっと思ってたなって判る。なので落ち目は辛いのよね。まあその辺は今も同じだけどw

転入生が毎年あることで、力関係の入れ替わりや人気落ちなんかがあったけど、でもいいこともあった。というのは、途中転入の生徒は、最初からいた生徒よりも「たいがい優秀で個性的」だったからね。その彼と気が合えさえすれば、仲間になって「いい所を吸収」したり影響受けたりも出来た。そういう友人が 2人くらい居たね。ちなみに、そのふたりとも超絶優秀で、大学のセンセイとか研究者になってるわ。すげえ。

それからもうひとつ、これは 極めて重要 ですが「転入生の女子もみんな魅力的」で、たいがい「その子をわたし好きになってしまう」のよw 3人くらいいた。
だいたい「お嬢様タイプ」なのね。しかしお嬢様と言っても、おしとやかの方ではない。「気が強く個性的なほうのお嬢様」。だからエキセントリックな人に惹かれる傾向はあったんだと思うわ。

転勤族の子息も多かったので、そのうちの一人はまた2年後くらいに遠い街へ引っ越してしまった(何処かで聴いたことのある歌詞w)。

途中いろいろ浮き沈みあったけど、小5〜6くらいで挽回し、そうやって最後には「受けて」卒業できたのはよかったよね。その時の成功体験が、今に随分役立ってる。
ちなみに「中学は」そんな簡単には行かない。強者ばかりだったから。まあでもやっぱり 周りが強者であればあるほど、吸収したり燃えたりして、自分が向上した 気はする。小学校みたいに「何かのトップ」は張れなかったけど、そのかわり各々「細分化したグループ内」で「自分を発揮できる物」を見つけて、みんな上手く生きてたのではないかしら。自分もそのひとり。やっぱり虐められもしたけど「自分がトップじゃなきゃ気がすまない性分」と「女子&音楽好きな性格」が、自分を「結果的には助けた」んだと思う。
好きなものがあるって強いのよ。すごいモチベになるからね。そういうものがあってよかったなと思う。


そっか。私、小学校の時も教官室に呼び出されて「やめろ」って言われてたんだよな。これと「音大時代に師範に辞めろと言われた話」とリンクしてると気づいてなかった*1

ただうるさかったり多動性だったら「そこまで言われなかった」気もするけど、自分の場合「相手を見下してる」態度があからさまだったので「教師に憎まれたんだ」と思う。まあ実際そのとおりでしたもん。

やっぱ縁なんだよなあ。
自分のよさを発見してくれる相手か、もしくは本当に尊敬できる、というか「この人には圧倒的に敵わない」という人と出会わないと自分は上手く行かなかったんだなと思った*2