恋する段差ダンサー

ハイクの投稿をまとめて記事にしていました。

中二サウンド研究部

ライブで聴く「加爾基 精液 栗ノ花」〜 3

僕は以前「椎名林檎という名の壁」という日記を書いた事がある。 せっかくなので以下に全文を引用する。 2002年2月21日 椎名林檎という名の壁 1998年。 俺が殆ど音楽活動をしていなかった年、 その隙を突いたように椎名林檎さんはデビューした。 実は、その…

ライブで聴く「加爾基 精液 栗ノ花」〜 2

椎名林檎のサードアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』収録曲をライブバージョンで聴く特集。2度目のライブ披露は、いよいよバンドによる演奏が炸裂!初の武道館ライブ「雙六エクスタシー」です。このバンドは後にそのまま東京事変となりました。 前回も言ったと…

ライブで聴く「加爾基 精液 栗ノ花」〜 1

まずはこの記事を。 2000年代で最も過小評価されたアルバム 椎名林檎「加爾基 精液 栗ノ花(カルキ・ザーメン・くりのはな)」など6作品 CNNアジア版は22日、2000年代の日本の音楽シーンについての特集記事を掲載。その中で、正当に評価されなかった(=過小…

「商魂」という美学〜キャピトルアルバム考察

2009年のリマスターリリースは、ファンとマニア、双方の最大公約数的希望をほぼ叶えた素晴らしい仕事と言っても良いと思うが、実は5年前のキャピトルボックスリリースが、この試金石のようなものになったのではないか、と個人的には踏んでいる。英国オリジナ…

プロの仕事〜MONO BOX考察

遂にビートルズの「オリジナル MONO MIX」がオフィシャルリリースされた。過去にアナログ盤としてひっそり再リリースされたこともあったが、こうして大々的に、かつリマスターの上で、というのは画期的と言ってもいいだろう。 これから紹介する文章は、2003…

多摩と渋谷で見た夕日

渋谷系、或いはロジャニコに関する研究はネット上に山のようにあるから、詳細はその辺の方に譲るとして、個人的な想いを語ってみたい。 両親が共働きだったせいで、僕は幼少時代から「ひとりの時間」が大量にあった。子どもだからね、寂しくないことは全くな…

「70年代ニールセダカ」というデジャブ

ポップス系マニアにとって、ビーチボーイズと並び、決して外せない、と言われているのが70年代のニールセダカだ。しかし、ビーチボーイズ以上にその壁*1は高く、難易度*2も高い。その理由はひとえに、その「イメージ」にある、と言っても過言ではない。一定…

まっすぐな aiko スイッチ

遂に特集した。僕が彼女を好きだと言うことは自分のアルバムが完成するまで誰にも言わなかった。言ったら魔法が解けてしまう気がした。 2000年代前半の僕は彼女の歌が全てだった。彼女のようになりたくて、彼女のように歌いたくて、彼女のように表現したくて…

僕はビーチボーイズに実践を教わった。

8月全部と9月の第1週ブルースジョンストンまで、5週に渡ったビーチボーイズ特集が終わった。いつ聴いても初期の名曲群は鳥肌が立つくらいの瑞々しさだし、スマイルの「オモチャ箱」感はいつ聴いてもウキウキするし、その後の不遇時代だって、基礎体力という…

ブライアンの SMiLE は作者本人による解説本

いやぁ久々に興奮した出来事だったね。それにしてもビルボードにチャートインとは。先日のポールのアルバムと言い、ここ最近は、近年まれに見る久々の充実した日々だった。というわけで遅くなったけど Brian Wilson スマイル登場。で、どうだったかって?率…

ビーチボーイズは聴くな!

ビーチボーイズという部屋の扉。それは扉だけでも非常に魅力的である。だが扉を開けて中に入ることが出来る人は限られている。というか入ろうと思う人が限られているのだ。僕は昔から同世代や前後 2〜3年の世代が大嫌いだった。これは今でも変わらない。どう…

フィルスペクターの功罪 〜 ゲットバックセッション考察

マニアックビートルズへの道であるが、遂に最終到達地点。40年前のちょうど今頃、真冬のロンドンで行われていた通称「ゲットバックセッション」だ。未だにビートルマニアの心を捉えて離さない当セッションであるが、特に個人的に興味を強く惹かれた部分は「T…

Polnareff

ミッシェル・ポルナレフに関しての記事はすべて終了します。 理由は色々ありますが、一番大きな理由は、15年間、ポルナレフ本人も含めて誰も変わらなかったことです。ミックス違い、モノミックスの存在を広くアピールしたのに、誰も乗ってこなかったし、その…

すきまジョージハリスン

これはビートルズのメンバー全員に言えることなんだけれども、どうもグループ時代に比べてソロ時代の扱われ方のほうが軽い傾向があるように思う。まぁ影響力や音楽性のことを考えると当然なのだが、個人的にはそう簡単には認めがたいことでもあるのだ。なぜ…