恋する段差ダンサー

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音楽を楽しめる街

やっと「地方都市音楽ショック」の後遺症から脱却できそうかな。
こっち戻って観まくってるライブの数たるや半端でない(自分比。わたし基本的にライブ見ない人だった)。特に今年に入ってからが佳境。今までのピアノ女子とかギター女子ばかりでない。音大ミュージカル。ピアノ専攻、そして…遂に吹奏楽

3日間 4ステージの音大連続公演。
昨日ライブ見ての帰り道、ずっと考えてたのだけど、これらの経験で僕が一番もらったものとは「安心」ではないかと思ったのね。とりあえず、誰も音を外さないとかズレていかないとか「そこ間違わないでー!」とヒヤヒヤするとか、そういうことが一切ないの。

長崎では(他の地方都市でも一緒だと思う)、ともかく安心して音楽が聴けなくて「大丈夫かなあ」「間違わないかなあ」「音外さないかなあ」「リズムズレていかないかなあ」とか、本当にキツかったんだよw この経験で、いかに「東京時代の自分が恵まれた環境に居たのか」心の底から実感しました。

音楽とは音を楽しむと書きますが(ベタベタな展開)、そんなんだから楽しめないんだっつのw そんな環境の中で「さてこれはどうしたものかね」と思い悩む日々だったなあ。

まあ「そんな土地だったからこそ」僕も役立てたのだと思うし、そうあってほしいと思うけど、他人はそうやって助けられても「自分はどんどん消耗していった」からね。
石鹸みたいに どんどんすり減ってすり減って、消えてしまうんじゃないかと思った。だから逃げてきたという感じかなあ。

まあそんなんで、やっと「普通に聴ける音楽なのが普通」という環境にまた慣れてきました。ともかくみんな凄くて。まあそれに危機感も覚えるけども、それよりなにより「日本の将来はきっと大丈夫だ」と思うほうが僕にとっては大事でした。自分も頑張れる気がした。

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というわけで、とっても濃い 3日間4ステージだった。まあ中には「青臭くてホッとする公演」もあったけど、少なくとも 2公演は「日本最高峰レベルの片鱗を垣間見れた」と思ってる。

2日めの「超絶レベル吹奏楽」を観た帰り、線路沿いの道を歩きながら、なんとなく「あ、今おれ、好きなことやってるって気がするぞ?好きなことやってるよね?」と覚醒してびっくりした。
それから思ったのは「わたし耳が肥えてきてる、というか確実に鋭くなってきている」ということだった。普通は「年取ると耳とか衰えていく」ものだし、僕もそう思ってたけど、実際は「そうでもないんじゃないか?」などとうっすら思ってたけど、昨日のコンサート見て、ああ、やっぱりすごく耳と感覚が鋭くなってるよね?少なくとも 4年前とかとはぜんぜん違うと思う!と。

わたし常々「感覚とか才能というのは集中力」だと思ってて、要するに「見えないものを観る」「聞こえないものを聴く」には、研ぎ澄まして集中するしかないんで、その精神力が「年取ると衰えるだけ」だって思ってるので、つまり「いちばん大事なのは体力」ですよ!みなさん!


あと、東京で色んな音楽聴いて「自分の中のデフォルトレベル」が上ったということもあるんですけど、もう一個大きいのは「今の部屋」です。ここに越してきてオーディオ関係をセッティングした時に「すごいいい音がしてる!」と気づいて、友人に来てもらって実際聴いてもらったら、「これは今までの中で一番いいリスニング環境だと思う」と言われて、ああやっぱり、と。

だから、こっちに戻ってきて私、長崎時代にミックスしたの全部「やり直したくなった」からね。全然聞こえる音が違うんだもの。
こないだユリ氏の歌った曲とかリミックスで公開したけど、それもそういう理由なのね。ぜんぜん違うんだもの、音が。前のバージョンみたいな、あんな「ヌルい音」じゃないのよ本来は。それをリベンジMIXしてみて「やっぱりそうか!」と納得できたので、公開したくなったわけだから。

どんどん感覚が開いていく。すばらしいことだな。
これからが楽しみ。