恋する段差ダンサー

ハイクの投稿をまとめて記事にしています。

遅れてきた刺客

私が長崎移住したころ、そんな私と入れ替わるように東京に出て行った「アコギ女子(B)*1」という人がおりまして、去年その方から10年ぶり!に突然連絡があり。会ってみたら妙に話が弾み、懐かしい当地の話などでたいへん盛り上がった、という出来事がございました。

ところがですね。その後も会うたび「長崎の今の様子」やら「当地の店の評判」「同業者の悪い噂」などの情報を根掘り葉掘り聴いて来て、しまいには「機材の使い方がわからないので教えてほしい」と「何度も電話」が来るようになったので「さすがに勘弁して!」と言ったのですね。
それでシュンとしたのか、半年くらいは大人しかったのですが、また最近いろいろ情報を探ってくるので、もう「ざけんな!」と。そうやって貴女が嫌な人やら評判やらを掘ってくるたび、こっちも悪いことを思い出して「反芻する」から迷惑なんだと。放っておけばどこまで依存してくるのかと。私は便利屋じゃねえ!何でもかんでも 人から情報を奪っていくんじゃねえ!と切れましたの*2

私こういうの、気にならない相手も居るんですが、今回のようにキレる場合って、実は「もともと相手のことを認めてなかった」ということが多いのですよね。例えば、この女子の場合も、歌やギターなどレベルも含めて「もうちょっと頑張ればいいのでは…」と思っていたわけ。
そうするとどうなるかというと、「自分が相手から得るもの」は少なくて「一方的にコッチ側の持ち出しになる」でしょ?
それが最初の 1回 2回ならいいんだけど、何度も続いていくと「かなり負担になってくる」わけだ。こっちは何も貰えないのに どんどん自分だけが削られていく。これも搾取なんだよね*3

そういう 不均衡な関係が不幸を生む 事例って、意外によくあることだと思う。「アンバランスな関係」ね。気づいたら早めの対処がよいとおもいます*4


★「愚痴ではなく」ちょっと違う視点から考えてみる。

アコギ女子(B)さん、「機材の使い方教えれ」ってしつこく言ってきて辟易したって言いましたけど、実は彼女のまわりにも「相談できる同業者」とかいろいろいたらしいんだけど、みんなアラ還くらいのオッサンばかりで、その人々に尋ねても、まるで口を揃えたように「そんな甘いもんじゃない」みたいに冷たく突っぱねたそう。

そういう、年下に厳しいスタイルって自分も「旧弊な師弟主義」だと思って、このブログとかでも事あるごとに批判していたけど、今こうして「気を許したら甘えてどこまでも入り込んで依存された」という結論から思えば、その老害の方々の彼女への接し方も「あながち間違いでもないのでは」と思えるからおもしろいのよね。

その、周りのおっさん音楽家連中が「どういう理由で彼女を突っぱねたのか」は知らないけども、彼らは彼らなりの、年相応の経験の積み重ねがあって「そういうことに無償で応じても、ろくなことにはならない」ということが判っていたのだとすれば「さすがの年の功」って感じもするでしょ。

私自身がこういう目に遭ったのは、もう圧倒的に長崎時代が多く、そうして今回の彼女も出身がそうであることを思えば、そういう「田舎特有の図々しさ」という特徴が、どうしても見えてくるんじゃないだろうか。

あんまり勘ぐりたくはないけど、彼女と何度か話す中で気づいたことがあって、それは彼女が懇意にしてる相手が「年上の人がほとんどで、同世代がいない」ということと、もうひとつ、長く続いてる交友関係があまりなさそう(だから私なんかに気軽に付き合うわけで)という2点。
まあ過去にもこういうことがあったのだとすれば、もはや「寛容な老人世代」くらいしか構ってはくれないでしょう、みたいには思ったかな。

まあ田舎にいるならそういう勘違いもいいだろう。しかしこの人はもう10年くらい東京にいるわけだから。そんで「この意識」ってのは相当やばいかなと。


★他人の録音より自分の制作のほうが楽

これに関連してなのだけど、私、向こうで「レコーディング業」みたいなのやってたのを「コッチでほぼ辞めてしまった」のは、実は「創作活動のほうが圧倒的に楽」だからなんですよね。

何度も書いたとおり、さんざん人の世話した挙句「ろくな目に遭わない」とか、「要求がどんどんエスカレートして依存された」とか、つまり要するに、全く単純で「自分の想像以上に モンスターカスタマー ばかりだった」ということなんやね。おまけに奴ら「感謝しない」ってのもだいたいデフォ。

たぶん想像だけど、この「アコギ女子(B)」さんとレコーディングとかやったとしても、彼女の実力問題から「大変な作業になるのは目に見えてる」わけで、また同じことになるだけなのよ。

商売なんだから、そういうの我慢しても金貰えればいいだろ、みたいに割り切ろうと思ったこともあったが、それは違うのよね。私が拘ったのは「誤魔化しは嫌だ」ってこと。つまりお金じゃなくて「良心的な問題として」請けるのがキツくなったということなのよね。アナタそこまでの実力じゃないでしょう?と。

これは長崎時代に「テクニック捏造の片棒を担がされ」結果的に「他人を騙す商売に加担させられた」という経験がかなり大きい。

今やアイドルから普通のアーティストまで「お直し」されてるのは普通ですけど、それはあくまで「ライブではちゃんと魅せられる」という前提条件ありなのよね。今のツールはほんと優秀で、例えば「お経みたいに」ただまっすぐ同じ音程で「だーだだーだー」みたいに「棒歌い」してても、ちゃんと全部音程が付けられる。
そこを利用して「全く弾けてない」楽器プレイを「上手いみたいに直した」CDで 詐欺る みたいなことをさせられたのは「それはない」って思ったんだよな。技術的には簡単だよ?でも、それを「やってあげる」ことは 自分の中の矜持として「ない」のだ と。

そういうことに加担することが続いて、こういうのを商売にするには「自分は」向いてないなと思ったという。

いま思えばもっとハッキリすればよかったのだな。「"お直し"はオプションで高くなります。それが嫌なら 練 習 し ろ !!」でよかったのではないかなあ。

でも今の自分は既に、そこまでするほどのモチベはないのね。これら一連の仕事をやって、最終的に思ったのは「自分の本業は作曲だった」ということなわけで、それを気付かせてくれたという意味では、大きかったなと。まあせめてそれくらいはいいことないと*5


田舎の人どこまでも入り込む系の話は多分にデジャヴで、ちょうどこないだ、知り合いが(北海道の人について)同じことを言ってて、ああやっぱり東京から行くとそう感じるよねって思ってたところなんだよな。
「フレンドリでつきあいやすい」みたいに言われるのって嬉しかったり得だったりするんじゃない?ってよく言われるけど、必ずしもそうじゃない。つまり、その人にとって「利用しやすい」ってことなんだからね。

首都圏生活長いと、その辺の距離感とか使い方が、自然に「江戸しぐさw」として身についてくるんだけど、急に田舎に行くと、それが覆されて拒否反応起こるってのはよくある話。

面倒なのは、こっちがそれで「その距離感は苦手なんでちょっと遠慮してください」と言ったら「都会人は冷たい」みたいに否定される ことなんだよ。そのまま素直に「ああそうなんですね」と納得してくれない。ほぼ必ず文句いう。だから大変なのよ。
今回の「アコギ女子 B」の件だって、こっちがちょっときつく言うと「じゃあいいです」みたいに正反対の距離を取られてしまう。そうするとこっちも不快じゃん。ああやっぱり「利用するために寄ってきた」のだなと思うでしょ。「じゃあいいです」ってなんだよ?って*6

結局モンカスの話に戻れば、やっぱり「自分の安売りはよくない」ということに尽きるなと思った。そもそも最初の価格設定から「もっと強気」でよかっただろう。
「会って相談受ける」ところからも当然だし、なんなら「私のCDを聴いてください」って持ってきたやつも「聴いてあげる料金」採ってもいいくらいの強気でいい と。今回の件で思いましたね。


そういうわけでコッチに戻って5年くらいだけど、忘れた頃にこうして「九州女子」的な仕打ちを受けて、改めて思うこともいろいろあったな、というお話でしたの。

★関連

karamandarine.hatenadiary.jp

*1:ユリ氏ではないという意味

*2:私ちょっと前に当地での「嫌だった出来事」について、ハイクなどで今さらのように書いてたのは、実はこういうことがあって、彼女に「反芻させられた」からです。ホント精神衛生上も悪いのやわ。そらいろいろありましたけど、もう「楽しくコッチで暮らしてるんです」し、長崎の思い出だって「楽しいことはたくさんあった」んだ。それを古傷掘るみたいになんやねん!と思ったな。

*3:この女子に極めて似た方が過去にいらっしゃいました。小姑と呼ばれる人でした。この「ピアノがとっても御上手な女子」も、やはり同じように、同業者や町の悪口を常に私に言いまくり、ちょっと気を許すと「どこまでも入り込んで」人のエネルギーやモチベを根こそぎ奪っていくような人でした。おまえらオレの恋人か!?っつの

*4:他にも、酔った席のどさくさで私に「タダで録音してほしい」みたいにオネダリしてくるとか、さんざん悪口を言っていたような相手と結局それまでと変わらず交流しているとか。
本人に言いましたよ。そんな「人付き合い」の仕方を続けてると、将来ろくなことにならないって

*5:よく言われるけどアイドルの場合は大丈夫なのよね。はじめから「そういう前提」の存在だからです。上手すぎるのはアイドルにならない、というような

*6:さんざんココでも書いてたが、長崎で「東京から来た私」の情報をむしり取りに人が寄ってきた、というのと酷似してる