恋する段差ダンサー

ハイクの投稿をまとめて記事にしていました。

あなたは「有名になりたい」の?「歌いたい」の?

★福岡ピアノ女子さん

こないだ偶然ライブ見た博多の子、「頑張り屋で偉いな」と思ってたんだけど、アメブロ登録してみたところ、一日に何度も「投票してください!」「このネット生放送に参加してアイテム送ってください!」とか、ともかく必死で「目指すところはメジャーデビュー」と言ってるのだけど、「いやいや、そのレベルでは難しいと思うで…」って思うのですけど(個人の感想です)、まあ、いろいろと微妙です。

最近「必死な女子」を見ると「だいたいが福岡出身」という理由で説明つくなあと気付いたんですけど(個人の偏見です)、やっぱり何かの「環境」が影響しとるんやろか。


などと思いつつ、この件について引き続き考えてたんだけど、例えば(上記の)この人と、最近見てお気に入りになった「ましのみ」さん*1との違いはどこにあるかというと、必死なのはいいけども「その目的」よね。
博多女子は「ビルのなんとかビジョンに映りたい!登竜門1位になりたい!プロになりたい!」とそればっかり言ってるのに対して、「ましのみ」さんはそんなこと一切言わない。ともかく「自分が快感だと思った音楽を作りまくり歌いまくり」その結果としてどんどん順位が上がっている。

繰り返すけど「必死で貪欲なのはいいこと」ですよ。ただ「その目的」なのよ。あなたは歌いたいの?プロという名義が欲しいの?有名になりたいの?歌はどうでもいいの?と。

まあどっちの意識だったにせよ「音楽そのものがよければ文句はない」けど、実際は、その意識は「楽曲レベルに表れてる」と思います。ホンマはなにしたいねん、ということ、いま一度考えてみるといいよ、と思ったね。


★「ましのみさんの属性

「ましのみ」さんのツイキャスを見ながら。→ https://t.co/xeVtnxyphG

最近の一推しは、もうなんと言っても「ましのみ」さんです。CDは2種類買いましたが、今のところ「塩対応」されていませんw
この人の場合「天然ビジネスライク」という感じがして、なんというか「リスナーからのフィードバックはあまり受けないタイプ」という気がします。だから、よほどアレな人でもない限りは「その辺に落ちてる石ころ」みたいに思ってるだけだと思う。
もちろん「その石ころ」が聴いてくれることは喜んでると思うけど、でも「石ころなので」何言われても「ああ」みたいに感じるだけなのではないかなあ。例えれば「電車で化粧するようなタイプ」です。
前に出会った「日向文さん」みたいなタイプは、よくも悪くも「リスナーからの感受性が強い」のだろうね。
楽曲にもそれは表れてて、「ましのみ」の場合、曲にも特にこだわりがなさそうなので、ただ自分の中にあるものを「快感のままズラズラ」アウトプットしてるだけなんだと思う。そこがおもしろい。


★福岡女子さん続き

上記の通り、たまたまライブで見た「福岡ピアノ女子」さん、なかなか良かったのですが、ともかく「地方出身者特有という感じの上昇志向」が高く、「○○で1位になりたいからお願いします!」とか「なんとかビジョンの推しになりたいので応援と投票よろしくお願いします」とか、音楽とは関係のないところで主張が強く出てる 子で、その割に曲もあまり増えないし上達もさほどではないし、この人は「いったい何をやりたいんやろ?」みたいに思った、と上で書きました 。

で、そんなこともあり一旦、離れていたわけですが、最近またふと思い出して活動をチェックしてみたら、相変わらずな感じではあったけど「頑張ってる様子」だったから、今度は「ショールーム」を登録してみたのです。
そしたらこれがまた「以前とかわらず」昼夜問わず「ともかく大量に更新通知」が来まくって…。私その「アラートで数日睡眠不足」になりましたよw

で、ああやっぱりこの子は「有名になりたい」んや と。

うーん、わかんないんだけど、僕がいつも思ってるのは「有名になる」というのは「結果」なんですよね。

何かに秀でてて、しかも「それを活かせるチャンス」が巡ってきたときに、そのチャンスをしっかり活かすだけの日々の精進もかかさずやってて、というようなことです。

なんかこういうこと言うと「上から指導目線の説教みたい」になってしまうかなと思ったんだけど、いやでも、しかし「同世代の女子の他のみんなは、ちゃんと地道に」一生懸命やっとる んやからさあと。だから「この感想は間違ってない」「老害的なものではない」と僕は思う。
ただただ「有名になりたいからお願いします!」という承認欲求は「それは音楽とは違う」よなあと、改めて思ったわけです。
 
 
★「ましのみ」さん。その後!

ライブよく観に行ってた女子アーのひとり、「ましのみ」さんが「メジャーデビュー!」だそうです!
おおおお!よかったなああー。と嬉しかったのと同時に「おお。そらそうなるよね」という予感もあったのは確かで、この子は「他の子とは全然違いました」から。動画もライブ中継も多かったが「全部歌だった」し、ラップや新曲も「作りかけだと言いながらどんどん途中でもアップ」していたし、ともかく、すべての言動や立ち振舞が「音楽そのもの」なのですね。
そのうえ「作品の発想や視点が特異でおもしろく」、これはどう考えても「上にあがれないはずはない」というような人でした。

こういう人がちゃんと報われることは、とてもよいこと で、僕は「本当に素直に嬉しい」。

このエントリで、インディーズ女子として比較に出したのは「ましのみ」さんだけではないけど「彼女のことも念頭にあったのは事実」なので、「ちゃんと見てる人は見てるから」という「ごく真っ当な結論」 になった ことが、なんかよかったなあと。

【本日の格言】ちゃんと見てる人は見てる。

以上!

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*1:インディーズ時代のファンサイト → ましのみfan@blog